エッセンシャルオイルの安全性

みなさまの日常生活にさまざまな恩恵を与えてくれる素晴らしいエッセンシャルオイル。 信頼できる供給ルートからエッセンシャルオイルを購入して、安全に使用することがとても重要です。思いがけず強い効果をもたらす可能性もありますので、正しい基本知識を得て、安全に楽しみましょう。

エッセンシャルオイルの安全性に関する一般論

エッセンシャルオイルを安全に楽しむためにまず考えなければいけないことは、信頼できる販売店から購入すること。そして、オイルに何が含まれているのかを把握すると同時に、それがボトルに記載されている成分通りであるかを知ることも大切です。エッセンシャルオイルの購入については、後のセクションでもう少し説明します。

まず、オーガニックアロマズのエッセンシャルオイルと噴霧式エッセンシャルオイルディフューザーをお使いいただくことが極めて安全であり、お勧めいたしします。私どもの全てのディフューザーでは、ベルヌーイの定理と呼ばれる液体力学を利用しており、加熱や加水を必要としません。加熱しないため、エッセンシャルオイルの成分構造は変化せず、加水希釈しないため、エッセンシャルオイル自体のパワーを損なうこともありません。さらに、エッセンシャルオイルがプラスチック部品に触れること無く、より自然な状態で放出される設計がなされています。結果として、リスクや悪影響への懸念を回避し、真の”癒し効果”をご提供できるのです。

エッセンシャルオイルの中には、可燃性があり、プラスチックを腐食させるものがある点にもじゅうぶんな注意が必要です。直火やロウソク、ライター、タバコ、電気コンセントなどの近くに置かないようにしてくだ さい。またエッセンシャルオイルをこぼした場合は、素早く拭き取ってください。家具、プラスチック製品、自然由来の素材表面などに、損傷を与えたり溶かしてしまう可能性があります。エッセンシャルオイルの保管には、濃い色のガラス容器(遮光瓶をお勧めします)を使い、プラスチック製は 使わないようにしてください。また、空気に触れさせることも品質劣化につながるため気をつけましょう。

 

 

 

また、エッセンシャルオイルを、子供がペットがアプローチできない場所に保管する予防策も大切です。

たとえば、日焼けのほてりを和らげるためにゼラニウムオイルの匂いを少し嗅ぐ、枕元にラベンダーオイルをスプレーして睡眠を促進するなど、このような利用は安全だと言えるでしょう。その一方で、非常に高濃度なエッセンシャルオイルを吸入する場合は、リスクが懸念されます(妊娠中の女性、高 齢者、乳幼児への影響については、後で説明します)。また、換気が良くない室内では、エッセ ンシャルオイル濃度を調整するなどの注意を払う必要があります。

安全かつ信頼できる供給ルートからのエッセンシャルオイル購入

ここまで述べてきたように、本物を扱う評判の良い供給ルートから入手することはとても重要で す。たしかに、インターネット検索で安いオイルを見つけることや、バーゲンセールの掘り出し物は魅力的です。しかし、そうしたオイルが混合生成されていたり希釈されたエッセンシャルオイルである場合、安全性の問題や身体への悪影響が発生する可能性が、かなり高くなります。

適切な方法で生産された最高クオリティのエッセンシャルオイルは他のオイルに比べて高価ですが、その対価を支払う価値があるはずです。オーガニックアロマズでは、高クオリティで安全に使用できるにもかかわらず手頃な価格の、さまざまなシングルオイル、ブレンドオイルを品揃えしております。

妊娠中のエッセンシャルオイル使用について

エッセンシャルオイルの安全性と妊娠

マッサージを受けるときに、「妊娠していませんか?」と聞かれて奇妙に思った経験はありませんでしょうか。施術でお腹を圧迫することを避ける意図もあるでしょうが、もうひとつの懸念として、一般的に妊婦はエッセンシャルオイルを避けるべきだとされていることです。妊娠中のアロマ セラピーの安全性について、まだ完全には解明はされていませんが、通常のガイドラインでは注意を払うように促されています。

主な問題として、エッセンシャルオイルが胎盤に吸収されるリスクが挙げられています。これは必ずしも害が及ぶことを意味するわけではありませんが、もちろんこの件について明らかなことが分かるまで、特に妊娠初期の数ヶ月間は、リスクをとらない方が賢明です。

妊娠中にエッセンシャルオイルが肌に触れた場合、たとえばマッサージ施術中、またはオイルを含む浴用スキンケア製品など使用した場合でも、決して慌てないでください。害を及ぼす可能性は ほとんどありません。Ron Guba、Kurt Schnaubelt、Chrissie Wildwoodなどの専門家 は、「ʻNo recorded cases of miscarriage or birth defect resulting from aromatherapy massage using therapeutic applications of any essential oilʼ.*(エッセンシャ ルオイルの治療用途を使用したアロマセラピーマッサージに起因する流産または先天性欠損症の記 録された症例はありません)」と述べています。

吐き気や足首の腫れなど、妊娠機特有の症状を緩和するためにアロマセラピーが効果的だと実感されている妊婦の方達もいらっしゃいます。その場合は、ご自身と赤ちゃんのために一般的なガイドラインにそって安全に使用されると良いでしょう。まず、ごく少量(一滴でも十分でしょう)のエッセンシャルオイルのみを使うこと。同じオイルを長期間繰り返し(たとえば数週間に渡って毎日)使わないこと。お風呂にエッセンシャルオイルを追加する場合は、ミルクやスィートアーモンドなどキャリアオイルで希釈して使用すること(出産後なら、ウォッカで希釈することもできますね!)。

噴霧式ディフューザーを使用している場合は、決してエッセンシャルオイルを他のマッサージオイルと混ぜたり、希釈したりしないでください。これにより、ディフューザーが詰まったり、機能しなくなることがあります。また避けた方が良いオイルとして、濃厚な樹脂オイル(サンダルウッド、ベンゾイン、ミルラ、パチョリ、各種マッサージオイル)が挙げられます。妊娠中は匂いに敏 感になることがあるので、エッセンシャルオイルの量を減らすか、1時間あたり10-15分程度の使用にとどめるなど休止インターバルをとってください。

眼にエッセンシャルオイルを使わないで!

エッセンシャルオイルの安全性と目

インターネット上で誤った情報が散見されるようですので、私たちは眼に対するエッセンシャルオイルの安全についてもとりあげます。眼に起こった問題を、エッセンシャルオイルで対処したストーリーが数々あるようです。たとえば、クラリーセージオイルで視界をクリアにした、ヒノキオイルを使って眼の循環を改善し黄斑変性を改善した、などといったもの。

少し心配になるほど多くの方々が、自然療法として自己流で眼のトラブルを処置しようとしているように思えます。これらを強く否定するものではありませんが、エッセンシャルオイルが眼に起こる各種問題を改善できるといったエビデンスはありませんし、むしろ眼球を傷つける可能性 もあります。希釈されていないエッセンシャルオイルが眼に塗られることで、大きな問題を引き起 こすかもしれません。 オイルが眼球のʼ大事な組織を破壊し傷跡を残す可能性も否めず、失明 (一時的または永久的)につながるかもしれません。 幸運なことに目へのダメージを避けることができたとしても、眼の近くにエッセンシャルオイルを塗ると、かなりの痛みを感じることでしょう。

エッセンシャルオイルは、決して眼に塗らないでください。希釈しているかどうかに関わらず止めてください。眼や視力に少しでも問題がある場合は、できるだけ早く眼科でご相談ください。

皮膚にエッセンシャルオイルを

使用する際に気をつけるべきこと

エッセンシャルオイルの安全性と皮膚

方法が適切であれば、アロマセラピーやエッセンシャルオイルは通常、皮膚に使用しても安全です。 しかし誤った使用は、皮膚刺激、太陽光への過敏症、さらにはアレルギー反応を引き起こす可能性があります

いくつかの簡単なガイドラインさえ守れば、安全に使用できます:

  1. 怪我、傷ついた箇所、やけどした肌に、直接エッセンシャルオイルを塗らないでください。
  2. 肌に塗る前に、必ずエッセンシャルオイルを適切に希釈してください。 方法はエッセンシャルオイルによりますが、キャリアオイルで希釈することができます。
  3. もし 太陽光への過敏を引き起こす可能性のあるエッセンシャルオイルを使用する場合は、皮膚の不快感や火傷を回避するために、日光の直射や日焼けブースに入ることを使用後24時間以上避けてください。
  4. 赤ちゃんや幼児はエッセンシャルオイルに敏感です。 子供に使用するオイルはさらに希釈する必要があり、バーチ、ウィンターグリーン、ペパーミントなどは使用しないでください。

医療関連へのエッセンシャルオイルの使用

エッセンシャルオイルの安全性と医療問題

エッセンシャルオイルは非常に濃縮されています。 これを概観すると、ペパーミントエッセンシャルオイル1滴はペパーミントティー26〜28カップに相当**します! 効果が非常に高いことは当然ですが、だからこそ取り扱いには注意が必要です。

たいていのエッセンシャルオイルは食用および飲用には適しません。まず経口摂取しないでくださ い。いくつかのオイルは摂取可能ですが、その量は控え目にすべきです。利用する場合でも、本来 治療に使われる投薬に払われる注意と同じくらい、その使用には慎重になるべきです。さらに、 エッセンシャルオイルが、医師が処方した薬の代わりに使われることは、決してあってはなりません。

自然な痛みの緩和を求めるならば、サンダルウッド、ユーカリ、ペパーミントなどのエッセンシャ ルオイルが効果を発揮するでしょう。ディフューザーを使えば、痛みを優しく和らげることが期待されます。

ティーツリー、レモン、ユーカリ、シナモンなどの抗菌性エッセンシャルオイルを噴霧式ディフューザーで使えば、虫除けに効果があります。オーガニックアロマズの Burglars Blend Essential Oil は、風邪の症状や頭痛を和らげ、呼吸器や皮膚の感染症を防ぐための身体本来の力を高めることに効果があります。

冷やした起毛布地に、ペパーミント、ラベンダー、シトラス、ティーツリーオイルなどを使い、頭部に心地よい湿布を作ることも考えられます。

以上、エッセンシャルオイルを安全に使用するためのガイドラインを示しました。ご参考になり ましたら幸いです。

 

参照:

* Tisserand、R.およびBalacs、T.(1995)。 エッセンシャルオイルの安全性。 ニューヨーク:チャーチル・リビングストン。

** Wellnessmama.com